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難病患者は自己都合で退職しても失業保険をすぐ貰える【離職コード4Dから33への変更方法】

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病気が原因で色々とつらいので
会社を辞めたいと思っても


通常、自己都合退職の場合
出典 : https://ten-navi.com/hacks/retire-20-8350
失業保険を貰え始めるのが
7日の待期期間プラス2ヶ月からと
結構期間が長いので



貯金など余裕がないと
大変ですが


難病患者なら手続きをすれば
会社都合と同じように
わずか7日間の待機後
すぐに貰う事が出来ました


しかし
ハローワークに行っても
難病患者自体が少ないからなのか
職員の知識が全く無くて



身体障害者手帳があれば
特に申請も無く色々と
手厚い失業保険がありますが


難病ってだけだと
色々と大変でした

目次

・離職票の離職コードを変更しないとダメです

仕事を辞めると
辞めた会社から離職票が届きます


で、病気が理由であろうと
人間関係であろうと


会社から見たら
退職届を出したら
自己都合な訳ですから
理由としては
正当な理由の無い自己都合退職という
離職コード4Dの扱いになります



やめる方からしたら難病が理由だと
「正当な理由はあるだろ」って
思いますが


例えば大きな会社では
「病気でキツイ」みたいな話しをしたら
まずは休職して傷病手当を貰い


傷病手当が最大で1年6ヶ月なので
これを過ぎたら退職などになります



実際にハローワークに聞いても

傷病手当を使ってもないのに
病気が理由は無理

傷病手当を使い切ったなどの
理由が無ければ
「正当な理由の無い」という
扱いになるそうです



そうは言っても
中小企業なんてそんな事もせずに
「病気で休みたい」なんて
話をしたら

病気で1ヵ月休む?
じゃあ辞めて

傷病とか使えずに退職しろで
終わりますが・・・


と言う事で私も最初は
4Dの
正当な理由の無い自己都合退職でした


これを変更する為に
病院の先生に書類を書いて貰います

・病気が理由で退職という書類が必要

ハローワーク職員は
面倒だからかのか
少しでも給付額を減らしたいからなのか


「すぐ給付は無理だよ」
終わらせようとしますが


決まりとしては
離職コード4dから
病気が理由の33への変更は可能です


まず特定理由離職者の
コース33は範囲が広くて

結婚や離婚、親の死去や
引っ越さないと無理な場所への転勤
妊娠、出産でもOKです



そして病気の範囲も広くて
体力の不足や視力の減衰でもOKなら
誰でも大丈夫じゃないって思いますが



実際には医師の書類が必要で
この就労可能証明書があれば
33へ変更になります



なので単に体力が落ちたとか
目が悪くなっただけで
通院してなければ無理です


で、難病患者でしたら
当然通院していますから
先生に言えば書いて貰えると思います



なので最近は
退職ビジネスなんてのもあって
失業保険をすぐに1年受け取れるとか
あるのですが


それは退職する前に
精神科や心療内科に通うと
すぐに通るみたいです


本当に精神が原因ならともかく
退職するから心療内科に通うってのは
不正受給な気がしまうけどね・・・


なのでハローワーク職員と
話すのも面倒ですから
最初に就労可能証明書下さいで
大丈夫です

・待期期間は減るけど支給期間は変わりません

特定理由退職者になって
7日間の待期期間後すぐに
支給はされましたが


支給期間はあくまでも
普通の自己都合と同じになります
出典: https://www.f-academy.jp/contents/column/?p=19922
難病が理由だろうと
支給期間は自己都合と同じなので
前職が10年以内なら90日間
10年~20年以内なら120日間だけです



いっぽう特定受給資格者というのは
解雇や倒産なので当然期間も長いです


「一部の特定理由離職者」と言うのは


派遣などの雇い止めや
精神障害、身体障害などで
単に就労可能証明書を提出しただけでは
給付日数までは変わりません

・自己都合だと個別延長給付もありません

就労可能証明書を先生に書いて貰って
一緒に指定難病受給者を見せたら

難病ってのが良く分からないので
身体障がい者手帳を貰って来てください

全く知識の無い人なので仕方ないですが
完全に病気をバカにしている事を
ハローワーク職員は言って来ますけど


一応ですね難病が理由だと
給付期間が延長される
仕組みがあるそうです
難治性疾患が難病の事ですから
対象っぽいですね



なので私も

貴方は難病だから
もし期限が切れても
延長されるよ

という事で
資格者証に個別延長の対象者だよと
記載があったのですが



3ヶ月後くらいに
いきなり電話があって

ごめん
ちょっと勘違いしていて
貴方対象じゃないから
延長ないよ

なんでハローワーク職員ってのは
敬語を使えないんでしょうか・・・



結局会社都合じゃないと
延長は無いみたいなので



難病患者で病気が理由に辞めても
待機期間が7日間に短縮されるだけで
後は全て同じです



まあ個別延長される条件が
所定の回数
求人を応募して落ちないとダメなので


普通に身の丈にあった求人に応募すれば
今は恐ろしく人手不足なので
まあ内定は出ると思います



ただ失業保険って内定とか関係なく
就職する前日まで貰えるので
そこまでを期間内で動いた方がお得ですね

・難病だからという特別な考慮は無いです

という事で短期間の
待機制限で失業保険を貰って


既に内定も貰ってますので
問題は無いんですけど


普通の病気が理由と同じ扱いで
難病だから特別な考慮は
一切ありませんから



本当に体が動かないレベルで
求職するとキツイです



例えば2年前のステロイドを
30とか40mg飲んでた時に
3~4ヶ月で次の就職先決めろと
言われても動けずに無理だったと思います


ただ、そういう時期だと
ネフローゼ症候群でも
身体障がい者手帳の交付対象になるので



もし難病で退職を考えているなら


・最初に身体障がい者手帳を
 貰ってから退職するか


・元気になるまでは今の会社で
 どうにか頑張って
 その後に退職しないと



割とキツイかもしれませんね


ちなみに求職側には
何のメリットも無いんですけど


雇う会社側はメリットがあって
身体障害者と同じく
最大で180万円も
助成金が出るので


そういう点では
雇われやすいかもしれません


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